やっとつかの間の日常が戻ってきた。
来週からまたトラブルだろうけども。今だけは考えないことにしてます。
膨張感だけだった左腹が痛くなってきてるので、何とか騙し騙し持っていきたい。


何か巷では選挙のことで話題のようですな。
ウチの周りは田舎過ぎるせいか看板以外見当たらないんですが。
選挙カーも選挙員もいねぇ。


ところでふと思ったのですが、旧幕を倒した薩長政権になった後、出来上がった
のは軍事以外に能力の無いにもかかわらず高給をもらう太政官達でした。
 一般人の月給が7~8円の時代に、150~250円程ももらう官。そしてそれらの
官にただ同然で下げ渡される旧幕または旗本の屋敷。
 そして、鎖国を解いたために他国に対する軍備を整備するため、明治政府は
倒幕前よりも重い課税を民に課しました。

軍事クーデターにより政権交代しただけに、太政官は国民に選ばれたものに非ず、
民権思想から政府に批判的な木戸孝允の懐柔のために元老院が出来るが有名無実化
され、大久保利通というたぐいまれな政治家の手法は事実上は川路が作った秘密
警察を使った専制政治でした。

時勢により良し悪しの価値観が変わるため、その時の内容の良し悪しを
論じる気はないが、ただ一点言えることとして、政治を行っていたのは
国民に選ばれたのではない官製政治家、あるいは政治家兼官僚が行ったということです。

批判を封じた環境では、権力側は簡単に腐敗する。
特に、政権交代当初は高い理想や目的が無い者はその権力の甘い蜜に溺れた。
それゆえ、本来であれば国力を増大するために使うべき金である
旧幕直轄領からの上がりや関税で儲けた利益から彼らの莫大な給料が払われ、
コネによる官位の斡旋や民への重税が課せられた。

その政治家兼官僚の腐敗が原因となり、西南戦争やその他の士族の乱、百姓一揆が起きている。

 戦後、日本社会の多くの部分が変わった。だが、それは軍事や天皇崇拝、国家
軽視といった一般人の感覚部分だけで、政府自体が変わったわけではない。GHQが
破壊したのは軍事部門や軍人のみで、官僚やその他の省庁はそのまま残っている。
 明治政府が出来上がった後の官の暗い本質は、今なお現在の官僚組織の中に
引き継がれているのはないか。

はたして、戦争でも変えられなかった官僚組織を政権政党が変わるだけで変えら
れるのだろうか。




コメント

nophoto
Yamato
2009年8月23日0:24

官僚組織が国を食い物にする寄生虫であっても共存している内はまだいいです、本体を滅ぼさなければ。一番問題な借金を政治家主導で何とかすることができれば良し。予算を担当してつくづく思うのは公務員が無駄な場合の予算でも使い切ることが当たり前で、それを評価される仕組みから、予算を余らせたら評価される制度を作ってくれることさえ政治家がやってくれればと思います。もしくは借金増やしたら公務員の給与から払う仕組みを!公務員は法律に書いてあることしかしないんだから法制化すればそのとおり動くはず!それをやる政治家が出てくることを期待。

lastphobia
2009年8月23日13:02

(´・ω・`)まぁ自民も民主も政権を取るために借金を考えないバラマキをしようとしてますから、両政党については借金問題は解決しないでしょう。これは官僚メカニズムの問題じゃないとは思いますが。

後、公務員が予算を使う場合、それが悪い使い方だったという結果には絶対に持っていきません。どうしようもない施策であっても、途中で止める事はしない。それをすると選択した責任を問われるからです。

(´・ω・`)難しいですよね、組織がでかくなればなるほどコントロールが効かなくなる。

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