12月23日の日記

2010年12月23日 笑い
バッタを笑う資格
796 名前:Mr.名無しさん[] 投稿日:2006/08/30(水) 15:46:31
子供の頃、原っぱで遊んでてバッタを捕まえようとした。
俺と弟は捕虫網を振るったがなかなか捕まえられなかった。
そこに祖父が木炭を糸を結わえたものを持ってきてバッタの前に吊るした。
バッタはすぐに祖父の吊るした木炭に飛びついた。
これはバッタが木炭をメスだと勘違いして飛びついてきたんだよ、と驚く俺たちに説明してくれた。

「バッタって馬鹿だなあ。木炭とメスの区別もつかずに交尾しようとするなんて」

俺と弟はこう言って笑った。

数年後、俺は二次元の美少女キャラでばかり抜いている生活を送っている。
どうやら俺にバッタを笑う資格は無かったようだ。


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おなごの気持ち
613 名前:名無しって呼んでいいか?[sage] 投稿日:2010/05/31(月) 18:42:48 ID:???
幼い頃、私が遊んでいる横で母親がなにやらドラマを見ていた。
その中に男同士で口論しているシーンが有った。その一人が怒鳴った。
「おまえさんには、おなごの気持ちはわからんたい!」
耳に飛び込んできた九州訛りのその台詞が印象的でしばらく頭の中に残っていた。
思い出す度に「おなごってなんだろう。」と疑問は持っていたが、
大人にわざわざ質問するほどの事でもなかった。
ある日突然思い出した「たしか、昆虫図鑑に載っていたはずだ」
私は昆虫図鑑を開いて「これのことか!」と叫んだ。
幼い私の脳みその中では、いつの間にか、
『おなご』が『いなご』に入れ替わっていたようだ。
そこで、幼い脳みそは更に混沌とする。
「バッタの仲間か。でもこんな奴の気持ちを分からないからって、怒鳴られるのか?
 なんか、大人にはなりたくないなぁ」

それから数年時が流れて高校生に成った頃、なんかの拍子にその全貌を思い出す。
「ありゃ、イナゴじゃなくておなごだ、そらイナゴの気持ちなんかわからんわ」
幼いとはいえ、アホすぎる自分に吹き出した。

更に数年時が流れて20代も半ばになったころ、
高校時代に吹き出したシーンも含めて再び全貌を思い出す。
そして、高校時代の自分につぶやいた。
「イナゴの方がまだわかりやすいかもな」

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