内部被曝をできるだけ減らすためのあれこれ
本来であれば、これから書く内容など信用のない個人が書く価値は
ないものです。
 しかし、政府やどこかの知事のように根拠も示さず安全と連呼したり、
十分な話合いのなされていない暫定基準値を持ち出したため、もう
行政を信用できなくなった結果、仕方なく調べたものになります。
間違い等あるかと思いますが、その場合はご容赦を。

  学校給食等、暫定基準値以下ならOKとされる可能性があるので、
基準値を元に戻させるために政府の責任を問う声は大きく多い方が
良いです。

------------------------------------>
ここに書いてある内容は、情報が不確かな中でなるべくお金を掛けずに
リスクを回避する、情報を集める時間や金のない子持ち夫婦のための
アイデアなので、正直金のある人にはベストなものではないです。

カテゴリとしては、水・魚・肉・野菜・米、となります。

【水】
住んでいる地域にもよるが、東京の水道局のものはもう飲んでも大丈夫と
思われる。

http://atmc.jp/water_tokyo/

日本の水道局は政府機関と比べて対応が良かったと感じている
震災後少ししてからずっとモニタリングしていたが、比較的すぐ
Bq値を公表し、その後も隠していないのでこの値は信用できると思う。
 ただ、心配な場合は子供用だけ西日本のミネラルウォーター、あるいはスーパーに
置いてある逆浸透膜(RO)式給水器(大抵容器代以外は無料)を利用すると良い。

参考として、暫定基準値以前の基準値は10Bq/L。USは1Bq/L。


【魚】
太平洋側で獲れた魚や昆布等の海藻類、貝や海老はしばらく避けた方が
無難。特に海底に生息する海草やヒラメ、カレイ等は汚染が進んでいると
思われるため、日本海側で獲れたことの確証が得られない限りは食べない
ようにした方が良い。(最近は韓国でサバが缶詰となって産地偽装された)
津波で倉庫の冷凍秋刀魚等はほぼ腐ったはずなので、今後出てくる缶詰は
津波後のものが大半になる。
大きくて海底に生息するものほど生体濃縮が進みやすい。
 明太子も博多等が有名だが、実際の水揚げは北海道等であるため、
できるだけ避けること。
産地が書いてあるとしても、リスクが高いものにサイコロを振って産地偽装か
どうかの賭けをすべきではない。

が、どうしても食べたい場合は、チリやノルウェー産のサバやサーモンを。


【肉】
現在のところ、暫定基準値(500Bq/Kg)以上のものは出回っていない・・・はず。
 ただ、こんな暫定基準値を毎日ではないとしても子供に食べさせるのは避けたい。
また、7月に発覚した汚染牛肉の流通だけでなく、それ以前にドサクサに
紛れて販売され、冷凍されているものがまだあるかもしれないため、財布にも
優しい豚肉や鳥肉で代用した方がベター。出来るだけ加工品も避ける。

 何より、豚や鳥は牛と比べて小さく生体に影響があった時に分かりやすい。また、
生後1年未満で食肉として出荷され、飼料は主にUSや中国からの輸入に頼って
いるため、牛に比べて濃縮が進みにくいのではないかと思う。

 オージービーフやUSビーフでもいいが、、、加工されていたら牛の産地の違いが
分かるか?という不安がある。(分かるのであればそれでもいい)


乳製品については、ヨーグルトの上澄みの乳清は避ける。長期保存可能な
チーズやバター等はチェルノブイリ事故後には加工品となって流通したが、
今回どうなっているかは不明。


【野菜】
出来るだけ怪しいと思う産地は避ける。
野菜は産地偽装がしやすいため、産地を選んでもある程度のリスクはある。
しかし、野菜の種類によって汚染度が異なるために、まんべんなく色んな種類を
食べることで極端に悪い確率は出なくなるし、健康にも良い。

 5月くらいまでは葉物の野菜に対する降下物が危険であったが、現在はほぼ
地表に落ちたと考えられるため、根からのセシウム吸い上げに気をつける必要
がある。
参考のため、よく食べられる野菜でセシウム137の吸い上げ率を示したグラフを
添付する。(出典はウクライナでチェルノブイリ事故後のサポートをしている
NPOからのもの)
 なお、セシウム137は皮の部分(表皮や種皮)に蓄積されやすいようなので、
大根やにんじん、ジャガイモも面倒くさがらずに皮を剥いて食べるとリスクが減る。

冷凍物のベジタブルは大概が外国産のため、どうしても不安がある場合はそちらも
あり。ただし、農薬等でただちに影響が出るリスクもあるので、その場合も結局
サイコロを振ることになる。

サイコロを振るべきでないのは、濃縮が大きいキノコ類。
アブラナ科のキャベツや大根も地元のもの等の確証がなければ
出来るだけ避けたい。




【米】
22年産は安全。しかし、米は袋のままでは長期保存できずカビや虫の心配もあるため、
1, 2ヶ月以上の買い溜めは色んな意味でお勧めしない。

23年産は西日本産の米を選ぶ。ただし、23年度産の実際の汚染がどの程度かはまだ分からない。
福島だけで国内第4位の米所であったため、米が不足する可能性が高く、
産地偽装に出くわす確率が増えると思われる。
 以下のサイトでは、直後の年から影響が見られるとのこと。毎日食べるもので
買う回数自体少ないため、母数が小さすぎて確率の確からしさが出にくい。
23年産でいきなり産地偽装のサイコロを振るのはお勧めしない。

http://radioactivecontamin.blog79.fc2.com/blog-entry-74.html


数ヶ月してから汚染度や産地偽装のニュースが出ることを期待して、とりあえずは
取り寄せで様子見すべきだと思う。
(「米 取り寄せ」等でググると取り寄せサイトはすぐに見つかる)
ただし、たいしたブランドでなくても5kgで安くて3500円程度(送料込み)にはなるが、ここは
子供のことを考えて何とか捻出してもらいたい。

また、米は胚芽部分にセシウムが溜まりやすいため、玄米や胚芽米はやめて精米を
買うこと。


コメント

nophoto
Karaya
2011年8月17日8:18

>濃縮が大きいキノコ類。

マジかよ・・・。野生のやつてことだよね?
ハウス栽培してるやつらはどうなんだろ?
まあ、わかんないからサイコロ振りになるんだろうな・・・。

米は知り合いが西国にいるなら農家から直で(一応、言っときますが、
大概の場合違法です。農家が農協に入ってる場合個別売買できません、
が事態が事態なのでそこにこだわったら負けです。)
入手するのが一番いいだろう。本来は玄米は健康にいいんだが、
まあ、諦めた方が無難でしょう。送料が安くなるというメリットもあります。

lastphobia
2011年8月18日19:30

屋内で栽培されたものは基本的に大丈夫なはずです。原木等も日本産でやると
コストが掛かるので、大体が中国産ですし。

法律違反なんて元首相も現首相もやっていて起訴されないんですから、その辺の
部分はあまり触れたくないですね。

今見たら長過ぎて書いていた部分が消えてる・・・ハードルが高いわけだorz

今リスクがあるのは、野菜<水<米<<肉<<<魚 の順だと思ってます。
8割以上海に流れてるのと、ストロンチウムがカルシウムと同じような動きを
するので骨に溜まったら排出が難しくなります。(カルシウムが足りない
状況を作り出すと骨から流れ出ると思いますが、そんな状況も健康に悪いので)
なので、水と野菜はあまり気にしなくて良いです。米もそんなに汚染は進まない
と思っていますが、毎日食べるので念のため、という認識です。汚染が酷くない
ことが明確になれば戻せばよい、と。(もちろん暫定じゃない基準値以下で)

最新の日記 一覧

<<  2025年6月  >>
1234567
891011121314
15161718192021
22232425262728
293012345

お気に入り日記の更新

この日記について

日記内を検索