「核のゴミ」の寿命を縮める 世界初の実験(TBSテレビ)
2013年3月1日 時事ニュース コメント (2)
「核のゴミ」の寿命を縮める 世界初の実験 ADSR炉とは?
将来にわたって頭を悩まし続ける核のゴミ。その解決の道筋につながるかもしれない世界初の実験が日本国内で行われています。
京都大学・原子炉実験所。ここで、ある研究が進められています。
核のゴミを地中に埋める期間を10万年という気の遠くなる年月から一気に数百年まで短くしようというものです。
放射能には「寿命」があります。原発から出る使用済み核燃料には、放射能が半分になるまで2万4000年もかかる、寿命の長いプルトニウム239などが含まれています。この寿命を人間の手で短くしてしまおうというのです。
仕組みはこうです。加速器を使い、「陽子」を光の速さに近いものすごいスピードで鉛の入った金属に衝突させると、大量の「中性子」が発生します。
その「中性子」を寿命の長いプルトニウム239などにぶつけると、核分裂が起きて寿命の短い別のものに変わるといいます。
核のゴミから寿命の長いものだけを取り出して、この技術を応用すれば、放射能が半分になるまでに30年もかからない寿命の短いものばかりになり、地中に埋めておく期間も一気に短くなります。
「陽子を実際に原子炉の手前まで持ってきて照射するという結合実験は世界初」(京都大学 山名元教授)京都大学では、実際の原子炉に加速器をつなげた世界で初めての実験を行っています。
「原子力発電が今後なくなっていくか、使い続けるかというディシジョン(決定)はこれから議論されていくけど、どちらにおいても、そういった放射性の長寿命のものを減らしていく技術を追求し続けていく姿勢が必要」(京都大学 山名元教授)
世界初の実験は「核のゴミ問題」の解決への一歩となるのでしょうか。
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この「オメガ計画」という中二病をくすぐるネーミングのやつ、まだ生きてたのか・・・。
当時、この計画を実行するには超高電圧、大電流が必要で、当時でも高電圧は何とかなったが大電流が用意出来なかったため、研究だけ続けられたそうな。
そして、続けていくうちにある欠点が判明。
「放射性物質にエネルギーを与えることで崩壊させて寿命を縮めるが、その他の非放射性物質にエネルギーを与える場合はその物質を放射性物質化する」
というもの。(ざっくりな説明)
つまり、例えばセシウム137だけ集められたなら問題ないが、そうでない場合は・・・いわゆるイタチゴッコである。
(´・ω・`)普通に考えて同一核種だけ収集なんて不可能、ということで、使えないと判断されてひそかに計画は消滅した、、、と思ってましたわ。
このニュースが原発事故以外の正常運転限定での話をしてるにしても、あの欠点はどう解決されたんだろう。
超長期寿命の奴さえ短くできれば、後はどうせ一緒に保存するから気にしないってことなのかしらん。
将来にわたって頭を悩まし続ける核のゴミ。その解決の道筋につながるかもしれない世界初の実験が日本国内で行われています。
京都大学・原子炉実験所。ここで、ある研究が進められています。
核のゴミを地中に埋める期間を10万年という気の遠くなる年月から一気に数百年まで短くしようというものです。
放射能には「寿命」があります。原発から出る使用済み核燃料には、放射能が半分になるまで2万4000年もかかる、寿命の長いプルトニウム239などが含まれています。この寿命を人間の手で短くしてしまおうというのです。
仕組みはこうです。加速器を使い、「陽子」を光の速さに近いものすごいスピードで鉛の入った金属に衝突させると、大量の「中性子」が発生します。
その「中性子」を寿命の長いプルトニウム239などにぶつけると、核分裂が起きて寿命の短い別のものに変わるといいます。
核のゴミから寿命の長いものだけを取り出して、この技術を応用すれば、放射能が半分になるまでに30年もかからない寿命の短いものばかりになり、地中に埋めておく期間も一気に短くなります。
「陽子を実際に原子炉の手前まで持ってきて照射するという結合実験は世界初」(京都大学 山名元教授)京都大学では、実際の原子炉に加速器をつなげた世界で初めての実験を行っています。
「原子力発電が今後なくなっていくか、使い続けるかというディシジョン(決定)はこれから議論されていくけど、どちらにおいても、そういった放射性の長寿命のものを減らしていく技術を追求し続けていく姿勢が必要」(京都大学 山名元教授)
世界初の実験は「核のゴミ問題」の解決への一歩となるのでしょうか。
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この「オメガ計画」という中二病をくすぐるネーミングのやつ、まだ生きてたのか・・・。
当時、この計画を実行するには超高電圧、大電流が必要で、当時でも高電圧は何とかなったが大電流が用意出来なかったため、研究だけ続けられたそうな。
そして、続けていくうちにある欠点が判明。
「放射性物質にエネルギーを与えることで崩壊させて寿命を縮めるが、その他の非放射性物質にエネルギーを与える場合はその物質を放射性物質化する」
というもの。(ざっくりな説明)
つまり、例えばセシウム137だけ集められたなら問題ないが、そうでない場合は・・・いわゆるイタチゴッコである。
(´・ω・`)普通に考えて同一核種だけ収集なんて不可能、ということで、使えないと判断されてひそかに計画は消滅した、、、と思ってましたわ。
このニュースが原発事故以外の正常運転限定での話をしてるにしても、あの欠点はどう解決されたんだろう。
超長期寿命の奴さえ短くできれば、後はどうせ一緒に保存するから気にしないってことなのかしらん。
コメント
人為的にやってやろうとのことなんだろうけど、
これって、反応中中にでる放射線量の積分値が
自然半減期期間と同じとかないよね。(^^;;;
まぁでかい機械の中でやるので反応中にはどうせ近づけないから気にしなくて良いと思います!